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#青いぜ五島列島
約190万年前の噴火によって誕生した火山岩でできた
自然豊かな島。
ウミガメが産卵する清らかな白い砂浜と青い海。
国内では絶滅したと言われていた
ヒガンバナ科・ムジナノカミソリの一種が発見されるなど、
無垢な島ならではの稀少な動植物が生息し、
四季折々の豊かな自然と触れ合うことができる。
素朴で美しく心洗われる宇久島の自然を体験しよう。
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五島列島最北端・宇久島の中でも最北に位置する岬の灯台。その名の通り、海の彼方には対馬がある。緑の芝生の上にぽつりと立つ白い灯台の他には青い海と空だけが広がり、まるで西洋絵画の世界に入り込んだようなのどかな風景は度々TVCMや雑誌に取り上げられている。また近年はフォトジェニックな夕陽スポットとして人気再燃中。
宇久島最大・全長約600メートルに渡る白砂のロングビーチ。遠浅のビーチから続く砂丘、砂浜の横には磯遊びができる岩場があり、離島独自の稀少な植物や昆虫などの観察ができる。隣接しているキャンプ場にはシャワーやトイレなどが整備されており、家族連れの海水浴にも最適。西海国立公園内にあり「快水浴場百選」にも選出、透明度の高い美しい海で有名な五島列島の中でも抜群の透明度を誇る隠れ家的ビーチ。
平戸から宇久島へ渡ってきた後、南へ勢力を伸ばし五島列島一円を平定したと言われている平家盛公の菩提寺として建立された寺。本堂の裏には、五島藩の始祖として家盛公以下七代を祀る霊廟がある。参道の石段の上に立つ特徴的な朱塗りの山門が堂々たる風格を放つ。また本堂には鯨組の寄進による閻魔大魔王像や十王像等が本堂に安置されている。
宇久島の産業の柱である畜産。主に飼育されているのは黒毛和牛の繁殖牛で、産まれた仔牛は全国各地へと巣立ち、ご当地で高級ブランド牛として育つ。自然原野を生かした放牧が盛んで、ミネラルを含んだ潮風をいっぱいに浴びた草を食む牛たちののんびりとした様子を至る所で見る事ができる。
佐世保市の天然記念物に指定されている下山地区のアコウ巨樹。推定樹齢数百年、最大幹周りは16m、根本から分かれた四本の幹はそれぞれ独立しているかのように見える。多くの気根や支柱根を出し、精霊が宿るような神秘的な雰囲気と圧倒的な迫力で一体を支配するたくましい生命力にあやかろうと、長寿や健康のパワースポットとして人気。
島の中心部の宇久平港から最もアクセスが良く、大浜海水浴場に次いで二番目に大きい海水浴場。海岸線には南国リゾート気分を高めてくれるカナリーヤシの木が並ぶ。レストランやシャワー・トイレなどの管理棟を完備していながらハマユウの群生地やウミガメが産卵・孵化するなど美しい自然をそのまま残している。また外海に面しているため、波のある時はサーフィンなどマリンスポーツを楽しむこともできる。
宇久島三大砂浜の一つ。湾になっているため凪いでいることが多く、透明度の高い海とひと際白く輝く砂浜を実感するのに最適。島民から親しまれる素朴なビーチで、小さな子供連れでのんびりと過ごす人や、近くには漁港があり釣りスポットとしても人気。島の南西に位置し、小値賀島を始めとする五島の島々が浮かぶ様子を眺めることができる。
190万年前、城ヶ岳(じょうがたけ)の噴火によって誕生した宇久島。島の中心に位置し、島内で最も高い標高258m。晴れて空気が澄んだ日の展望台からは北に壱岐・対馬、南に五島列島、東側には平戸島・生月島を一望する大パノラマ。山頂付近の森には散策路があり、野鳥観測など自然散策を楽しむこともできる。また古くは城山であった名残で石塁が残り、防塁に囲まれた愛宕地蔵と観音様が鎮座している。
平家が源氏に殲滅されている真っ只中の非常に危険な時代に宇久へ来島した家盛公一行。漁師たちが弱った家盛公をかくまうため、上陸した際に乗っていた小舟を入り江に隠したことから「船隠し」と呼ばれている。また火を焚いて暖を取らせた岬の丘は「火焚崎」と呼ばれ、夕陽の鑑賞スポットとしても人気。
宇久島第二の港・神浦(こうのうら)が貿易の町として栄えていた昭和初期頃に描かれたポスターが、古いトンネルの中に当時貼られたまま残っている。一部剥がれてきているものもあるが、当時の商船会社、醤油の広告、薬売りの紹介など、昭和の懐かしいデザインと雰囲気を残した場所になっている。
7月の第3土日にて行われる宇久島一の大きな祭。約400kgにもなる御神輿を島の若者8名で担ぎ、人々の無病息災を願って島内を全速力で走り回る。2年に1度は約20kmを担いで回る「野方(のがた)まわり」が行われ、体力自慢の若者たちが白装束に身を固め、神の使いとして駆け巡る。宇久の夏の風物詩。
宇久島で採れるさつま芋を100%使用した島生まれの芋焼酎。2種類のさつま芋でつくられるのは、やや甘みがありながらさっぱりした飲み口で、クセが少ないため芋焼酎初心者の方にもおすすめしたい「城ヶ岳」と、濃厚な甘みと香ばしさでなめらかな舌触りの「家盛」。それぞれの特徴あるさつま芋の旨味が際立つ。宇久島限定発売。
近年急速に注目が集まっている農山漁村体験民宿は、宇久島の古くからの取組の一つ。その中でも黒毛和牛の繁殖飼育が盛んな宇久では和牛飼育体験プログラムが人気。仔牛にミルクをあげたり、牛舎の掃除を手伝ったり、牛のお世話全般を体験する約2時間。牛とのふれあいと飼育の仕事を通して、生命と食のつながりを感じることができる。
農山漁村体験民宿のおすすめプログラムの一つ。今まで魚を捌いたことのない子どもたちはもとより、今や魚は捌かれた状態でスーパーに並ぶものが多いため大人でも初めての体験になることもあるだろう。包丁の使い方から一つ一つ教えてもらい、島の漁師さんが釣ってきた新鮮な魚を丸ごと一匹捌いていく。所要時間は1時間程度、自分で捌いた魚はちょっと形が崩れていても味は格別。食材を調理することを通して感じること・学ぶことは多いはずだ。