福山雅治です。

僕の故郷長崎には、
まだあまり知られていないであろう
魅力的な場所がたくさんあります。

その1つが「長崎の島々」です。

実は、長崎県は島の数が日本一多い県。
五島列島、壱岐、対馬をはじめとして、

その数全部でなんと 594。

長崎出身の僕も、正直、
そこまで島があるとは知りませんでした...。

そんな島々の魅力を日本全国に伝えて欲しいと、
長崎県の広報課の皆さまから
ご依頼をいただきました。

謹んでお引き受けさせていただくことにしました。

けれど問題が...

今を遡ること 30 年以上前。高校一年の時に
五島列島の福江島に行った以来、
長崎の島に足を運んでいない僕は、
とても島を知っているとは言い切れませんでした。

それでも、やるからにはきちんと島の魅力を伝えたい...。

ならば、こういうやり方はどうか？

映画やドラマで役を頂いた時に心がけていることは、

「役を身体に入れる。身体ごと役に入る」

ということ。

物理学者なら物理学者に。
弁護士なら弁護士に。
歴史上の偉人なら歴史上の偉人に。

島なら...

島に...

島々の魅力を身体全体で感じ、表現したい。
そのアプローチを試してみることにしました。

今プロジェクトの目的は、
島々の魅力を体感し、伝えること。

青い海の素晴らしさや、
世界遺産候補の潜伏キリシタンの歴史や、
大陸の影響を受けた独自の文化。

五島牛、壱岐のウニ、対馬の黄金アナゴ・・・
魚も肉も野菜も米も、絶品食材の宝庫であり

何より、
島の人たちの笑顔がある。

そんな島々の魅力の数々は、
「体感」してこそわかるもの。

それを体全体で感じ、体全体で伝えたい。

そんな思いで制作したのがこの映像です。

青い、青い、海、
ビーチに響きわたる鳥たちの声、
頬をなでる潮風、
人々の笑顔。

ぜひ一度、島に来てください。

長崎の島々でしか体感できない
素晴らしい体験が、
必ず待っています。